ゆとりなき開墾
TL;DR
- ソフトウェア開発において自分の常に追いかけている一歩外のものがどれだけ整備されているかはドキュメントレベルでは不十分である
- 技術検討においてそれらを採用するか判断するには一定の時間を有す(これを今記事では開墾と呼ぶ)
- 検討をするには必要条件と十分条件の解像度を高め、またそれに対してのフィードバックとしてYes or No以外の手札を返さなければならない
要求定義とその大きさに関して
- ゴールはイメージの解像度が高いほどよいに越したことはない
- 動かないものには価値がないので夢に対して段階的に向かっていく必要はある
- 一定のゴールが定義された場合に、まずその中で何か可能なのかを判断していく必要がある
- 何ができるのかは選択できる状態にあるべきである
要件を細分化した場合のできる・できない
- 完成したものとコストがわかればある程度の天秤から 選択できる
- 開墾し選択肢を増やすことは、またゴールと同じく無限にクオリティを高められる
- OSSに関しては、開墾先の畑は自分のコントロールが及ばない可能性はある(むしろ高い)
開墾済みの畑を持っておく・足りない畑を開墾する
- 畑を開墾済みであるということは十分にそのテクノロジーを勉強し、また投資できているということ
- 足りない畑を耕すには時間が必要だし、耕している段階ではまだ選択肢を提供できない
- 開墾する速度で勝負というチキンレースもある
- 開墾作業だけでは結果はでないし、開墾しているだけでは間接的なアウトプットにとどまりゴールはしない
現在のステータスと足りないもの
- 時間
- 期待値コントロール